贈り物
□雨ときどき甘え
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場所は変わってここは今流行りの遊園地
「ねぇねぇ!シロちゃんあれ乗りたい!」
「あぁ」
「次はあれ!」
「…ああ」
なんか…反応がいつもと違うなぁ?
確かにいつも冷めた反応なんだけどこんなに冷めてる?というか冷ややかな目はしていなかった
私は疑問に思ったことを聞いてみた
「どうかしたの?」
「…いや」
多分そういうだろうと思っていたが今日は私の誕生日!何が何でも聞き出そうと詰め寄った
「うそ、シロちゃんがそんな目のときは何かあるときだって知ってるんだもん」
だてに流魂街のときから一緒にいるんじゃないんだから!
白状しろぉ!と念を込めた視線を向けるとシロちゃんはさっきの冷めた目から私にしか見せない笑顔で言った
「本当になんでもないって、今日のお前のテンションについていけないだけだよ。それよりも早く次に行こうぜ」
シロちゃんは元の仏頂面に戻り私の手を取って次の乗り物のところに行こうと足を進めた
まぁ今は梅雨時だし、日番谷君低血圧気味だから体調が悪いのかな?と思い
私はさっきの疑問を解決させた
せっかく元の仏頂面に戻ったんだもん!
楽しまないとね