贈り物

□どんなあなたも大好きです
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「えぇっと…これは…」

今雛森の目には信じがたい光景が映っていた





「どういうこと?十番隊の隊舎が、氷漬けになってる!?」

そう見渡す限り十番隊舎の門及びその周辺が完全に凍ってしまっているのである









「冬だから……じゃないよね?これは」



雛森は静かに氷に手をかざした



「やっぱり、日番谷くんの霊圧だ…」



としたらこれは日番谷くんの身に何かあったんじゃ…






ドカーン!!










焦る気持ちばかりが先走り雛森は脇目も振らずに氷漬けの十番隊舎内を走る





「シロちゃんっ…!!」
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