贈り物

□どんなあなたも大好きです
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「その声?乱菊さんですか?」


「しーーーーーーーっ!静かにっ。こっちに」


私は乱菊さんに誘われるまま物陰に隠れるように入る

「実はね…」





「えぇ!?今日提出の書類をなくした!?」

「しーーーー!」

乱菊さんは私の口をふさいで続きを話す


「今日、隊長の誕生日だし、隊長が一週間前から非番取るために頑張ってたの知ってたから私も書類隠したりせずに隊長に全部押し付けてたんだけど…」


それもどうかと思ったがいつになく真剣に話す乱菊さんの話を黙って聞く


「最後は私も手伝ってなんとか昨日までに全部片づけたんだけど今朝その書類を提出に行った隊士が提出に行く間に十番隊舎で無くしちゃったみたいなのよ…」


「それで今隊士全員で捜索しているということですか?」


私の質問に乱菊さんは首を横に振る
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