モノクロガール

□第1夜
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【こいつ、アウトォォォォォォォォォーーーー!!!!!!】

崖を上っていると門番の悲痛な声が聞こえた

(五月蠅いな・・・相変わらずヒステリーだな。ていうか、名前なんつうんだっけ?)

登りきるとなぜかユウと白髪頭の誰かが戦ってた。

(あーーーー、相変わらず平和じゃないな)

そんなことを思いながら堂々とユウの後ろを通って門から入ろうとする。

「・・・って、おい!凪!凪沙!こいつAKUMAだぞ!戦えよ!!」

『えーーーーーーーーーー』

あきらかに戦意がないのを見て白髪が話しかけてくる。

「あのっ!この人止めてくださいっ!
なんか勘違いしてるみたいなんですケドっ!」

『んーーーーーーーーーヤダ。』

「ハァ?」

『だって疲れるもん。・・・じゃあね。』

ユウ達を放置して門番に近づく

『・・・・んと、ケイトティーンカ?・・・さん?・・・開門して。』

【おい!
アレスティーナ=ドロエ=ギョナサン=P=ルーボーソン=ギア=アマデウス5号だ!(※門番の名前は、Dグレ3巻『談話室』vol.5に記載)
1文字も合ってねェんだけど!
わかんねェなら、呼ぶなよ!】

『えーーーーーー』

【えーーーーーーじゃねえよ!】

『でも、ティーとかあってるじゃん』

【逆にティーしか合ってねェんだけど!!?】

眼を涙でウルウルさせて上目ずかいで言う

『ケイトティーンカ・・・じゃダメ?』

【うっ!(かわい過ぎる////)
と、特別にお前だけは良いぞ!/////】

『わーい♪(棒読み)
じゃあ、今日からケイトティーンカ=バカ=アホ5号ね』

そんなやり取りをして開門してもらうと
中からリナリーが出てきた。

『あ!リナリーだ!』

「ナギサ!任務から帰ってきたのね!
でも、どうして崖から?」

『んーーーとね、気分♪』

にっこりとリナリーに向かって微笑む。(女の子用の愛想笑い)

「////そうなの!(カワイイVV)』

うあw

『(Σうわ、効果すごいな・・・・この調子でリナリーの妹役に設定されるのかな・・・』

そしてリナリーは僕の後ろに眼を移した

『リナリーはアレをなんとかしに来たの?』

「そうよ。そろそろ止めなきゃね」

リナリーがユウを止めに行っている隙に教団内に入る。

だって、リナリーに捕まったらガールズトークに付き合わされるしね。

と思ってさっさと消えようと思ってたのに、いつの間にか隣に来てたリナリーに捕まってしまった

「あの、ナギサ・・・って名前でしたよね?アレン・ウォーカーです。よろしく。」

差し出された手。

なかなか、手を取らない僕に不安を感じたのかアレンは、慌てて手を引っ込める

「っす、すみません。・・・・呪われてる人となんかと握手したくないですよね。」

そう言いながら、差し出された手は消えて行ってしまう。

・・・・あえて言おう。

思ったんじゃない

感じたんだ。


気づくと僕はアレンの手を握っていた。

・・・なぜか、手を取らなきゃと思ったんだ

「え・・・・?」

僕は握った手をそのまま顔に近づけて頬ずりする。

「え・・・えぇ〜〜〜〜///////」

慌てふためくアレンを無視して言う

『アレンの手・・・温かいね』

そう言い残し赤面するアレンを残してリナリーに言う

『リナリー、僕今から報告書出してくるからアレンの教団内案内はできないから』

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

『じゃあね』

そう言って一人勝手に室長室へと足を運んだ
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