長編(ゾロ寄り)
□そのC
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「島がみーえーたーぞぉー」
ルフィが船中に叫んだ。
「よし!!上陸だ」
『楽しみだなぁ』
「ユイは島に着いたら何するんだ?」
『そうだなぁ…適当に見て回るよ。チョッパー。一緒に行く?』
「おう!!行くぞ」
チョッパーとユイが嬉しそうに話していた。
最近。ユイはチョッパーがお気に入りだった。
チョッパーも最初こそは怯えたが今やとても仲良しであった。
それを少し嫌な顔で見つめる
マリモが一個。
その様子を見たナミが
ニヤリと笑い、ロビンに耳打ちした。
「あら、いい考えね」
「でしょ?あいつ鈍感だし
こーゆーの疎(うと)そうだしね」
「ユイー!!ちょっと来てくれる?」
「はぁーい!!じゃ後でね。チョッパー」
「おう!!」
ナミの元に駆け寄ったユイはそのまま引きずられるように部屋へと連れて行かれた。