長編(ゾロ寄り)

□そのD
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「いねぇ」



辺りを見回しても見当たらないましてこの人混み。
簡単には見付かりそうにない











迷子だ










(ユイがだ…
俺じゃねー。絶対。)









さてどうする。
あいつも子供じゃねーし。
歩いたらそのうち
ばったり会うかもしれない
とりあえず歩く

















見渡せばカップルばかり
あいつもあぁやってしてやればもっと喜んだだろうか。










女の扱い方なんてよくわからない。
ダーツ眉毛のような事は出来ないし。第一苦手だ。
やろうとも思わなかった




だがユイには
他の奴より特別な感じがして
心臓の辺りがおかしくなる


















『なんでだろーな』

自身じゃよく分からない感情








ため息が出て
頭をかく。





最近こんな事が多いのは理解していた。
ユイの何気ない仕草を
目で追ってしまう時…

それでいて今回だ





正直 可愛いと思った
もう少し普段から飾れば
もっと女らしく見えるが



そんな所がないし
自分に自覚がない

そーゆーあいつが
またいいと思う。

まぁ…たまにはおしゃれも
ユイにはいいだろうが


















手を握った感触を思い出す






(早く見付けてやんないと)






























歩く事10分…
ココどこだ?
後ろを向くと
街があんなに遠くにある









「なんでだぁ−−!!!」
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