長編(ゾロ寄り)

□そのG
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「・・・と、まぁこんな事があった。」






ユイが寝静まった後。

こっそりと開かれた会議。




サンジが大体の状況を話した。




「変な話ね。でもあの子…
何か隠してるのは確かね。」



「そーなのか!?ナミ!!」



ルフィが尋ねる。



「あんたが馬鹿なだけよ。ルフィ…
ねぇゾロは何か知ってんの?」



「いや…あいつは俺にも隠してる。
実際…俺は6年程ユイとは会ってなかった。
その間の事は知らねぇ」



「あんた…使えないわね」


ズバッと両断するナミ。



「普通はもっとレディは
気遣ってあげるもんだぜ。」


サンジが加勢する。



「そうだな…ゾロは
一に刀。
二に筋トレ。
三に寝てるし
四にマリモだし…」



ウソップも加わる。



「てめぇ…必要ねぇ物まで入ってるぞ!!」



「後。馬鹿も入るな!!」



「お前には言われたくねぇよ!!ルフィ!!」



「そうゆう事よ。ゾロ。
ユイはあんたの延々と続く筋トレを待って、
一緒に昼寝してるだけじゃないの。」



「ただ近くにいるだけじゃ駄目なのよ…
剣士さん。」



ロビンが追い撃ちをかける。



「う、うっせぇー!!!
てめぇ等には関係ねぇーだろ!!」


ゾロは赤くなって叫ぶ。



「あぁ…何て可哀相なユイ…。
こんな鈍感に振り回されるなんて…」



ナミがわざとらしく頭を抱える。
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