長編(ゾロ寄り)

□そのK
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「なぁナ〜ミィ。
もうちょっと居ようぜぇー」








出航準備で少し慌ただしい中で街を眺めて駄々をこねだす船長。




「駄目よ。ログはもうたまったし。
早く出ないと海軍が感づくわ」





名残惜しそうに人型のチョッパーが碇を上げる。





「ねぇサンジくん。次の島は料理が有名な島らしいわよ」



「へぇーそうなのかい?ナミさん。それは是非とも…」



「出航だー!!!」




ルフィが声を張り上げる。




「分かりやすいな。」



「あぁ分かりやすい。」




チョッパーとウソップが話す。
















その矢先。



「おい!!敵船だ!!」



ゾロがマストから叫ぶ



叫んだ次には大砲が飛んでくる。




「はぁ〜言わんこっちゃない」



「何隻だぁー?」



「軽く10はあるな…」



『10隻…』




「面倒だから逃げるわよ!!チョッパー船を西に傾けて!!」



「おう!!」


















ナミの指示で海の流れに乗りそのまま距離を離した。



「ふぅー危ない危ない。」



ウソップが汗を拭う。



「最近やたら多いわ。」



「えぇ…ルフィの賞金が上がった事で敵が増えるのは分かるけど…」



「最近の奴らは何らかの目的を感じるのは気のせいか?」



サンジが付け足す。



「まさか…ユイの事か!?」



チョッパーが言う。



「そうかもね。この間の海軍の言葉も気になるし」



ナミが言う。
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