a key to the secret
□第十五話
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「ふぅ〜…、これでラストか……」
あれから黙々とドリンクを作っていた
まぁ他にやる事も分からないし、これを全部作る事に専念していた
結構ドリンク作りするのって楽しいな〜
なんかハマっちゃったし!!
「よっしゃぁ〜!練習、練習…って、何だこれっ!?」
「おい、何急に立ち止まってんだよ!後閊えてるだろうが!!」
「だ、だってよ……、あれ…」
「なんやこれ…。凄いドリンクの量やな」
「すっげーっ!!ドリンクいっぱいだC〜!」
「けど一体、誰がこんな…」
ミーティングが終わったようで、会議室から続々と出てくるレギュラー陣達
けどその表情は皆驚いた様子だった
「あ、お疲れ様です!もうミーティング終わったんですか?」
「○○!?何してんだよ、お前」
「え?何って…ドリンク作り?」
私の言った言葉に、唖然と言った表情の皆さん
うん、そんな顔でも本当に素敵過ぎるわ!!
「もしかして××ちゃん…、部員全員分作ったの…?」
「え?あ、うん。私マネージャーってした事ないから、何をすればいいかよく分からなくてさ…。でね!が…じゃなかった…む、向日さんがドリンク作ってくれって言ってたから、とりあえずドリンク作りをしてみようかと…」
あれ…?
私、何かマズい事しちゃった!!?
皆さん、かなり呆れている顔してるよね…?
「おい、お前等!何こんな所でぼさっとしている!!早く部活に戻れっ!」
「……、」
「アーン?何、見てんだ?…―っ!?な、何だこれは…」
う、うわぁぁぁ〜!!
あ…、跡部様まで来ちゃったよ〜…!
目を見開いて驚いちゃってるよ…
…これ、確実に怒られるパターンじゃない?
もうこんな事なら、ドリンクなんか作るんじゃなかったよ〜!!