Repeat×LOVE

□act.9
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〜跡部side〜












「跡部〜、ちょっとE〜?」














朝練の後、制服に着替えに部室へと向かっているとジローから声を掛けられた












「アーン?どうした、ジロー」



「もう始まっちゃったC〜。…どうする〜?」














ジローの言う”始まった”とは、俺様達のファンが起こす問題…







『嫌がらせ・いじめ』だ…―





このせいで、何人ものマネージャーが辞めてきた















「ちょっと中庭の方に行こうとしてたら、女の子達が集まって大きな声で何か言ってるのが見えてさ〜。もしかしたら…と思って行って見たら、案の定その集まりの中心に××ちゃんが居たんだ〜」



「…あいつの様子はどうだった」



「怖い…って言うより、ビックリしてる感じだったよ〜。取り敢えず俺が行ったらその子達逃げて行ったC〜」



「そうか、」













案外行動が早かったな…







まぁ××は今までのマネージャーとは違い、”俺達を目的として”マネージャーになった訳では無く只純粋に”テニス部のマネージャー”がやりたくて入ってきた奴だから俺達もすぐに受け入れられた





ジローは勿論、他の部員の奴等もまだ一日しか経ってねぇっつーのにかなり××の事がお気に入りだ








…まぁ、かと言う俺様もアイツの事は結構気に入っている





今まで見た事がないタイプだからな…






最初は立海のスパイかと疑ったが、××の行動を見ている限りそんな事を出来る奴じゃねぇっているのが分かる







まぁそんな訳でファンの奴等も部員が××の事を気に入っているっていうのが分かって、慌てているのだろう…―













「けどこれからもっとヤバくなると思うよ〜。俺達で守ってあげたいけど、常に一緒に居る事は出来ないC〜」














そう言うとジローは大きなため息を付いた







…確かにそうだ





××は一年で、俺様達は二年





学年が違うから、常に一緒に居る事は出来ない






けど何時”問題”が発生するか分からない…―











「おい、跡部!これって…って話してる最中だったか。悪ぃ」



「何か問題でもあったんですか?」














そんな事を考えていると、宍戸と鳳が此方へやって来た





コイツ等にも話しておいた方がいいな…











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