NS小説
□世界で一番貴方が好き
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俺には好きな人がいる。
だけどその人は絶対好きになってはいけない人。
だって同じ男なんだから。
だったら関わらない方がいいって思うけど…そうもいかない。
俺の好きな人は同じメンバーの櫻井翔。
だから関わらないってことは出来ない。
ほら…今も…
「ニノ。今日なんだけどこのあと暇?」
『このあとですか?仕事もこれでおわりなんで空いてますよ。』
「ほんと!?あのさ飯食いにいかねぇ?」
『いいですよ。何処に行くんです?』
「ん?ニノ、ハンバーグ好きだろ?この間洋食屋見つけたんだ。」
そう。こういうところ。俺の好きなものを調べてくれたりする。
俺、勘違いしますよ?
『わかりました。そこに行きましょう。』
俺は戸惑いもなく了承して二人で翔さんの車で行くことに決めた。
「それにしても二人で飯食いに行くなんて久しぶりだね。メンバーでっとのはあるけどさ。」
『そうですね。オフもあまり重なりませんでしたしね。』
まぁ俺が避けてたってのもありますけど。
「汚ないけど乗って?」
いつの間にか駐車場についていて俺は乗り込んだ。
『失礼します。』