NS小説

□俺とあの子
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(櫻井視点)
希『好きです。付き合ってください。』


俺は今ある有名モデルの子に告白されている。


その子の名前は佐々木希ちゃん。


某俺たちの冠番組にゲストとして招きその時に一目惚れされたらしい。


例のごとく俺は全く気が付かなかったわけで…


「あ〜…ごめん。希ちゃんをそういう風には見れないんだ。」


俺は希ちゃんを振った。


まぁ好きな人…いるからね。


絶対に叶うハズのない恋だけど…


『そうですか。わかりました。ありがとうございました。』


それだけ言って頭を下げて帰っていった。


ん〜。


やっぱいい子だな。


絶対次はいい恋を見つけて欲しいなぁ…


『翔さん。』


「ニノ?どうした?」


希ちゃんの後ろ姿を見つめボケーとしていればニノに声をかけられた。


『俺、希ちゃんを本気で落とそうかなって思うんです。』


「は?」


俺はいきなりの言葉に驚いてニノをパッと見つめた。


『俺も男ですよ?希ちゃんはタイプなんです。』


んふふと笑いながら希ちゃんを見つめていた。


ニノ…本気なんだ。


メンバーだし、すぐわかるよ、ニノの表情で。


ずっと見てきたから。
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