リアルタイム


◆パロ話 

・貴族の娘でじゃじゃ馬お嬢なこべさんとエリート軍人の割に出世にさほど興味のない広島さんが社交場で出会って、「エスコートもせえへん退屈な男」とか「どうしようもない我儘な女」とかお互い思いつつ貴族や軍人の社交になんか興味がないという点では共通してる二人が少しづつ距離を縮める広こべパロ話。こべさんは親の言うことなんか聞かない、うちはうちのやりたいようにやる!っていう信念を曲げようとしないから周りも半ば諦め気味。でも親の体面保つために社交場には嫌々出る。それが自分に与えられた役割で、最低限の義務だとわかってるから。逆に広島さんはそこまで自分の意見をなんとしてでも通すっていうよりはどういう状況になろうと自分がどういう道を選ぼうとそれが正しいとか間違ってるとかいうことはないと達観してる。だから自分の価値基準が絶対っていうこべさんをうっとうしくも思うし羨むこともある
・お嬢様らしく部屋でピアノの練習でもしてほしいと親が思ってても勝手に庭に出て使用人丸め込んで馬で好き放題駆け回るわ、どんなに家柄のいい男性から言い寄られても自分が気に入らない男だったら手紙の返事すらしないわ、機嫌が悪かったらハンストし始める破天荒こべ嬢。でもそうやってやりたい放題やっててもため息つきつつ黙認してくれてた親と違って広島さんはこべさんが勝手なことして周りを振り回したら容赦なく叱るしやめさせるから、今までそういうことされたことなかったこべさんはカルチャーショック受ける。それに他の人みたいに自分が望んだときにいつでも傍にいてくれるわけでもない。だからむきになって「いつなら会ってくれるん?」「次はいつここ(社交場)に来るん?」とか聞いて何日って広島さんが答えたら「絶対やで」とか念押しする
・周りから「貴族の令嬢に好かれるなんていいな」的なこと言われるけど「じゃじゃ馬の面倒見とるだけじゃ」と言い返す広島さん。普通に街を歩きたいって言うこべさんを連れて街をぶらぶらしたときにあっさりとぼったくりにひっかかりかけたりするその世間知らずぶりに驚く。自分が悪い人間だったら今頃誘拐されたりひどいことをされててもおかしくないだろうにとか呆れながら言う広島さんにこべさんは「何言ってるん、うちが見込んだ男に悪い人なんかおるわけないやん」って堂々と胸張って言う。でも、本当にそう思うんかって言いながらからかい半分でキスしそうな距離まで顔近づける広島さんに「なな、な…」って真っ赤になりながら一歩下がろうとして壁にぶつかっちゃって逃げ道なくなって思わず目閉じちゃう。そんな様子はわりと予想通りだったものの、普段の自信満々で傍若無人なこべさんとは全然違うそのギャップにちょっとぐらっときかけてなんとか自制する広島さん。なんだかんだでこべ嬢は箱入り娘だから実際に男の人とかかわることなんてそんななかったわけで、広島さんのことも男として意識したことはなかったからいきなり壁ドンまがいの迫られ方してドキドキしてそれから家に帰っても心臓がうるさいみたいなかんじ

2014/09/16(Tue) 09:21

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