SWORD SUMMIT
□第十九章
2ページ/4ページ
雪おんな鑑賞後
ナ「切なかったわ。」
ビ「ハッピーエンドじゃない物語に触れたのは初めてだわ。」
ロ「でも雪おんなさんは自分の子供のことちゃんと想ってて、自分の正体を知った巳之吉さんのこと手にかけなかったから、心から冷酷ではなかったと思うわ。」
ル「ふあ〜、よく寝た。」
フ「つまんなかったぜ。」
瑠依菜「やっぱり女子と男子では感想が全然違うな。」
藍「今日はもうこのまま旅館だから温泉と夕飯のすき焼きと神楽と天体観測が楽しめるわね。」
梨々「やった〜!戦いのことは一瞬忘れて、今夜は楽しもう!」
瑠依菜「これでいいのか私達…」
今までなんとかやってきた君達ならおそらく大丈夫だよ。
ということで一同は旅館に着いてすぐ温泉に入った。
女湯での会話
藍「皆聞いて、明日熊本城という所にアーロン一味が来るのよ。」
ナ「えっ?嘘!?アイツら見たら消したい過去が蘇るじゃない!?」
ロ「何があったのよ?」
ナ「私の故郷のココヤシ村が…ベルメールさんが…」
ナミが落ち込んでしまった。
ビ「私がバロックワークスを恨んでいるように、皆もそれぞれ恨んでいる敵がいるのよね。絶対に勝ちましょう。」
ナ「ありがとう。」
男湯での会話
蓮「お前ら聞いてくれ。明日熊本城という所にアーロン一味が来る。」
ル「あの奇妙な笑い方する魚人だな。」
ゾ「くそっ、次から次へと過去に倒した敵が来やがって…」
ウ「俺が一人で倒してやる。」
蓮「冗談言ってる場合か!真面目にやれ!」
ウ「スマン…」
チ「なんか蓮怖いな。」
サ「ありゃナミさんのこと気にしてるんだな。」
アーロン一味の話になってしまった為、温泉で少々空気が重くなってしまった。