Melancholy of Managers
□1話
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京香の場合
東京から大阪に引っ越して間もない私は今日、笑いに厳しいと評判の四天宝寺中学校に入学する。
あっ、着いた!
すると何かが物凄い勢いで私を抜いていった。
?「浪速のスピードスターっちゅうことや!」
速いなあの人。
すると今度は二人組が来た。
?「小春〜」
?「ユウくん」
気持ち悪い。抱き合ってたよ。
すると今度はお寺の和尚さんみたいな人がきた。
?「ワシは鐘を百八回鳴らすとしようか。」
?「百八回は長いわ!」
和尚さんみたいな人が先生(?)にツッコまれた。
この学校って一発ボケないと門通れないのかな?東京出身の私には無理だよ!
?「自分新入生やろ?新入生のボケは今日だけ免除や。さすがにいきなりは無理やろ?」
フェロモン全開の男に話しかけられた。
「私は東京出身なので当分無理です!」
?「そなら俺が特訓したるさかい。心配いらんで。」
「助かります。ありがとうございます。」
「礼には及ばんで。俺は白石蔵ノ介や。二年生でテニス部に所属しとるんや。よろしゅう!」
「私は伊勢京香です。よろしくお願いします。」
白「せや、このお笑いDVD貸すで。」
「ありがとうございます。」
白「大阪に来たんやからお笑いの勉強頑張らなあかんで。」
「はい!」
イケメンすぎる先輩と話せてホンマ幸せや!あっ、早速関西弁になってもうた。京香、精進します!