Melancholy of Managers

□5話
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毬乃の場合

今日はテニス部レギュラーと一緒に遊園地。

切「わーい!」

真「赤也、騒ぐな!たるんどる!」

幸「真田の方がうるさいよ。それにたるんでるのは真田のお腹だよ。」

真「むっ…」

柳「弦一郎のお腹は筋肉だけだ。贅肉だるだるなのは丸井のお腹だ。」

丸「俺を巻き込むな!」

仁「本当にいつも賑やかじゃのう。」

そんなこんなで私達はまずジェットコースターに乗ることにした。

柳生「私は遠慮させていただきます。」

幸「ちょうど偶数になったね。俺はもちろん毬乃の隣だよ。」

切「部長ズルいッス。俺も毬乃の隣がいいッス!」

丸「毬乃の隣は俺だろぃ?」

仁「俺じゃき。」

ジャ「お前らジャンケンしたらどうだ?」

柳「それがいいな。」

ジャッカル先輩と真田先輩以外の皆が私をめぐって(?)ジャンケンした。

その結果柳先輩が勝ち、私は柳先輩と座ることになった。

柳「怖くないか?」

「大丈夫です。」

幸「なんで真田の隣なんだよ…」

真「…」

丸「やっぱり俺らペアだから、こういう時も隣だろぃ?」

ジャ「調子いいな、おい!」

切(仁王先輩の隣か。部長や副部長よりはマシだなぁ。)

そしていよいよジェットコースターが動いた。

「「「ギャー!!!」」」

柳生(見てるだけで怖いです。)

さすがに怖いな…

柳「毬乃、もっと寄り添っていいぞ。」

「はい、ありがとうございます。」

柳先輩に寄り添っていたら、少しだけ怖さが吹っ飛んだ。

まぁ、ノリで叫んだけどね。

次はティーカップに乗ることになった。

切「今度こそ毬乃と一緒が良い!」

幸「いや、次は俺だよ。」

丸「俺だろぃ?」

仁「俺に決まっとるぜよ。」

また誰が私と一緒に乗るか争っているよ…

柳「またジャンケンしたらどうだ?今回は俺は抜けよう。」

幸「柳が抜けるのは当然だね。」

柳「ああ…」

そして一緒に乗るのは仁王先輩と赤也になった。他は3強が一緒で、丸井先輩とジャッカル先輩と柳生先輩が一緒になった。

切「ひゃっほーい!」

「ちょっと赤也、回しすぎだって!目が回る!」

切「わりい。ついつい回したくなっちゃた。」

仁「まったく、赤也は子供じゃのう。」

切「まだ子供ですよ。仁王先輩の方が一つ年上なだけなのに、やけに老けてるだけですよ。」

「こらこら、老けてるんじゃなくて、大人っぽいんでしょ!」

仁「そう言ってくれて嬉しいぜよ。毬乃、大人っぽい俺と今夜どうかのう?」

切「老けてるのはやっぱり真田副部長だよなぁ。」

「確かにそれは否定できないなぁ…」

仁(聞いてないぜよ。)

そしてティーカップから降りた。

「あー、楽しかった!あれ、皆さんなんか疲れてません。」

柳「精市がなかなかお前と一緒に乗り物乗れなくて、憂さ晴らしに激しく回したもんだから、俺と弦一郎は目が回った。」

ジャ「こっちも似たような理由でブン太が思い切り回すから、俺と柳生はくたくた。」

なんとコメントしたらいいのだろうか…
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