Melancholy of Managers

□5話
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京香の場合

今日はレギュラーとウチでカラオケや。めっちゃ楽しみやで!でもな、皆の前で何歌ったらええんや?

白「京香、こっちやで!」

「白石先輩!あれ?まだ皆さん来てませんね。」

白「俺らが早すぎるんやろ。まだ約束の時間まで15分あるさかい。」

「そうですね。」

白「京香はカラオケでどないな歌歌うん?」

「ヒットソングを適当に歌います。白石先輩は何歌うんですか?」

白「まずは人気のある歌やなぁ。それからは新曲や懐メロをごちゃまぜで歌って、ほんでメドレーやらアニソンやらを歌うで。」

「さすが白石先輩!カラオケ極めてますね。」

白「誰と行っても楽しめるようにパーフェクトに計画しとるんやで。」

石「白石はん、京香はんお待たせ。」

白「おー銀!」

「石田先輩は演歌ですか?」

白「当たり前やろ!銀は地元のカラオケ大会で演歌を披露して優勝したんや!」

「へー、すごいですね!」

石「ありがとさん。」

金「蔵リン〜お・ま・た・せ♡」

一「小春、浮気か!死なすど!」

モーホー軍団が来たで。

金「京香ちゃんはアイドルソング歌えるんか?」

「まぁ、有名な曲なら歌えます。」

金「ほなら一緒に歌おうやないか!」

「はい、よろしくお願いします!」

良かった!一人やとちいと恥ずかしいからな。

財「ちーす」

財前くん…相変わらず眠そうに登場するなぁ。

白「おー財前、遊ぶ時くらい楽しそうにしたらどうや?」

財「せやかて眠気には勝てないんすわ。」

白「まぁ、歌いだしたらスイッチ入りそうやなぁ。」

財「洋楽にかける情熱は半端やないっすからね。」

気合い入った財前くんってなんか新鮮やわ。

謙「浪速のスピードスターっちゅう話や!」

お馴染みの台詞を言いながら謙也先輩が猛スピードで来たで。

財「謙也さん、浪速のスピードスターって言っとるけどビリやで。」

謙「俺は待つのは嫌いやからギリギリセーフに着くようにするんや。」

白「威張って言うことか!」

石「まあまあ、全員揃ったんやし行きまひょか。」

やっぱりまとめ役は石田先輩なんやなぁ。
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