Melancholy of Managers

□5話
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カラオケ到着!最初に歌う強者は誰や?

白「んんっ、エクスタシィ!」

またそないなこと言った白石先輩がマイクを持って立ち上がったで。

謙「よっ、部長!」

白石先輩が1曲目に選んだんは、かの有名な『女々しくて』や。

めっちゃ盛り上がったで。案の定財前くんはノリ悪かったけどなぁ。

金「京香ちゃん、次はアタシと一緒にAKB歌いましょう。」

「はい!」

これもまた盛り上がったで。つかウチより金色先輩の方が絶対女子力高いんとちゃう。ウチはところどころ歌忘れとったし。

一「小春、最高や!次は俺が小春にロックを捧げるで。」

この一言で皆さんドン引きやで。

まぁ、歌は上手かったから良しとするで。

石「次はワシが演歌を歌うとしまひょか。」

財「師範、採点しませんか?俺もやりますよ。」

白「オモロいなぁ!」

石「では遠慮なく。」

さすがカラオケ大会優勝者!めっちゃ上手かったで。点数は95点と高得点や!

そして次は財前くんや。財前くんも上手かったで。歌だけやのうて、英語の発音もめっちゃ綺麗やったわ!点数は92点と、石田先輩に惜敗やったで。

謙「っしゃー!こっからは俺の出番やっちゅう話や!浪速のスピードスターが潔く100点取るで!」

財「無駄な対抗はやめてください。」

謙「なんやと!財前、今に見ときや!」

そないなこと言っとった謙也先輩やけど、結果は77点やったで。

白「謙也、どうせ下手ならいっそのこと32点とか取って笑い取れや。なんや、その面白味のない点数は。」

謙「なっ…」

財「リズム感はゼロっすね。まぁ、音程もあまり合ってへんかったけど。」

謙「ガーン!」

あらら、どないしよう…

石「謙也はん、気にすることないで。次で挽回すればええねん。」

救世主、石田先輩!

ということでこっからずっと対決になったで。やっぱ運動部って勝負事好きやなぁ。

ちなみにウチと金色先輩は盛り上げ役やから採点は無しやで。助かったわー。

結果発表!
1位 石田先輩
2位 財前くん
3位 白石先輩
4位 一氏先輩
5位 謙也先輩

「皆さんお疲れ様!」

金「銀さん、ホンマカッコよかったで!」

一「小春浮気か!死なすど!」

財「やっぱ師範には敵わないっすね。」

謙「俺がビリやなんて…」

白「さあ、そろそろ帰るで。」

あー楽しかった!菜摘達以外とカラオケ行くの初めてやったから、選曲困ったけど金色先輩が一緒に歌ってくれたし、皆さんの勝負見るん楽しかったわー。

また皆で行きたいで!
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