Melancholy of Managers
□2話
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菜摘の場合
「桃城くん部活決めた？」
桃「テニス部だな。お前は？」
「まだ決めてない。色々見学してみようかな？」
桃「女テニとかどうだ？」
「私運動苦手なんだよね。入るとしたら美術部とか文化系かな。」
桃「マネージャーはどうだ？」
「そういえば幼馴染みがテニス部のマネージャーやるらしいし、私もとりあえず今日見学行ってみようかな。」
桃「おー、そっか！じゃあ一緒に行こうぜ！」
「うん。」
そして放課後
私は桃城くんと一緒にテニス部の部室へ行った。
？「新入部員だね。この子彼女？」
王子様みたいな人に勘違いされた。どうしよう！？
桃「違います。友達ッス。」
「そっか。僕は二年の不二周助、よろしくね。」
不二先輩は私に微笑んだような気がした。
桃「桃城武ッス！よろしくお願いします！」
「私は能登菜摘です。マネージャー志望で今日は見学に来ました。」
？「にゃに！？こんな可愛い子がマネージャーやってくれるの？」
不二先輩の後ろから姿を現した人に突然抱きつかれて苦しくなった。
不「こらっ英二！初対面の女の子に抱きついちゃダメじゃないか！」
「ごめんにゃさい。俺は二年の菊丸英二。」
「大丈夫ですから、顔上げて下さい！」
菊「本当かにゃ！？ありがとにゃ！」
なんか可愛いなこの先輩。
？「英二が失礼したね。こりゃ大変。俺は二年の大石秀一郎、よろしく。」
不二先輩の後ろからまた先輩が来た。大石先輩は髪型が面白いな。
？「やけに賑やかだな。何か面白いことがあったのか？」
今現れた人は顧問だろうか？
不「手塚、僕達は新入部員とマネージャーと話してたんだ。」
「そうか。俺が部長で二年の手塚国光だ。よろしくな。」
「能登菜摘です。よろしくお願いします。」
桃「桃城武ッス。お世話になります！」
この雰囲気良いな。私テニス部のマネージャーやることに決めた！