Melancholy of Managers

□1話
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栞奈の場合

これから入学式。実は私新入生代表挨拶を任されているんだよね。いきなり目立つのちょっと嫌だな。あ〜緊張してきた。

そして入学式

「次に新入生代表夏目栞奈さんの挨拶です。」

私は紙に書いてある通りになんとかスラスラ読むことができた。これで肩の荷が軽くなった。

入学式が終わって帰ろうとしたら突然誰かに話しかけられた。

?「おい、新入生代表の女!随分とつまんねえ挨拶だったじゃねえか!」

「あの、どちら様ですか?」

「アーン?俺様を誰だと思ってんだ?俺様は跡部景吾だ。覚えとけよ。」

何なのこの人?

跡「おい、栞奈聞いてんのか?」

いきなり呼び捨てかよ。

「聞いてます。」

跡「栞奈気に入ったぜ。テニス部のマネージャーやれよ。拒否権はねえからな。」

そう言うと跡部先輩(?)は去ってしまった。

「何なのよ!入学式早々最悪!」

私は思わず叫んでしまった。すると別の人に話しかけられた。

?「まあまあ嬢ちゃん落ち着かへんか。跡部がホンマにすまんな。」

「いえいえ、大丈夫です。」

「俺は忍足侑士や。ちなみに跡部も俺も嬢ちゃんの一つ年上や。まあ跡部以外の部員は普通やから、テニス部のマネージャーやってくれへん?」

「考えておきます。」

忍「待ってるで。」

忍足先輩も去ってしまった。

私の学校生活どうなることやら。憂鬱になってきた。
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