Melancholy of Managers

□2話
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栞奈の場合

跡部先輩に命令されたとなるとやっぱりやるしかないかなテニス部のマネージャー。

私は重い足取りでテニス部の部室まで行った。

「失礼します。」

跡「来てくれたな栞奈。早速部員全員分のドリンクを作れ。」

「えっ?いきなりですか?」

跡「当たり前だ。部長命令だ。お前に拒否権は無いと行ったはずだ。それとも何か、ドリンク作れないのか?」

カチンときた。

「作りますよ!私料理得意ですから!」

私はそう吐き捨てて部室を後にした。

忍「嬢ちゃん早速仕事かいな。大変やな。」

忍足先輩にバッタリ会った。

「はい、でもこうなったら完璧なマネージャー目指します!」

忍「嬢ちゃん強いな。期待しとるで。」

そう言うと忍足先輩は部室へ入って行った。

さてドリンク作りますか。

ドリンクを作り終えた私は部員達に配りに行った。

「皆さん練習お疲れ様です!ドリンクどうぞ!」

?「サンキュー!あっ、俺向日岳人、よろしくな!」

「よろしくお願いします!」

?「痛た…悪い、ちょっと手当てしてくれねえか。膝擦り剥いちまった。」

「大変!すぐに手当てしますね。」

「俺激ダサだな。俺宍戸亮っていうんだ。よろしくな。」

「よろしくお願いします。ダサくないですよ。はい、手当て終わりました。」

宍「ありがとな!」

「いえいえ!」

跡「おい栞奈、ジロー連れてこい。オレンジ色のクセ毛の奴だ。どっか木の下で寝てるはずだ。」

「分かりました。」

命令すんな!

あっ、あの人かな。

暫く歩いてジロー先輩らしき人を見つけた。

「すみません。テニス部のジロー先輩ですか?跡部先輩がお呼びですよ。」

シーン

「起きて下さい!私が怒られます!」

私は声を張り上げて、ジロー先輩を揺さぶった。すると起きた。

?「わー、かわE!君誰?」

今可愛いって言った?///

「私は夏目栞奈です。今日からテニス部のマネージャーになりました。」

「マジマジ!?俺芥川慈郎っていうんだC!よろしくね!」

「よろしくお願いします。あの、跡部先輩が呼んでるので行きましょう。」

芥「栞奈ちゃんを困らせたくないから行くC!」

「えっ?ありがとうございます。」

私はジロー先輩と一緒に皆の元へ戻った。

跡部先輩は相変わらず嫌だけど、他の先輩達は優しいし、案外この仕事楽しいかも。栞奈、頑張ります!
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