Melancholy of Managers

□8話
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栞奈の場合

跡「少し休憩にする!」

向「あー、疲れた!」

日「向日さん、体力なさすぎですよ。」

向「クソクソ、日吉のくせに!」

「まあまあ2人共落ち着いてください。」

向「そうだな。今は休憩時間だし。」

日「そうですね。」

なんとか喧嘩を阻止できて良かったわ。

あ!芥川先輩がいない!跡部先輩に命令される前に探して、連れて帰ってこなきゃ!

私は芥川先輩のいそうなところへ向かった。

やっぱりここにいた!

芥「zzz」

「芥川先輩、起きてください!」

芥「ふあー、あっ、栞奈ちゃん!俺また寝てたのか。いつもいつもごめんね!」

「大丈夫ですよ。これももう日課ですから。」

芥「俺も栞奈ちゃんが起こしてくれるのうれCすぎて、なんだか寝るの日課になっちゃったみたい!」

「芥川先輩は元から寝るの日課ですよね。」

芥「そっか!アハハハハハ!」

「そろそろ戻りましょう。休憩時間が終わります。」

芥「うん!」

コートに戻ったら、芥川先輩は向日先輩達のところへ行った。

忍「お疲れさん。」

「忍足先輩こそ練習お疲れ様です。」

忍「おおきに。進級してなんか変わったことあるか?」

「特にこれといって変わったことはないですよ。」

忍「さよか。跡部はまぁ相変わらずやけど、もう慣れたか?」

「さすがにもう諦めがつきましたよ。」

跡「おいおい、2人して俺様を悪者扱いしてんじゃねーよ。」

忍「せっかく2人きりで話しとったんに、何現れてんねん。」

跡「俺様のインサイトは誤魔化せねーぜ。悪口言われてたらすぐに気付くからな。」

忍「それインサイト関係ないやろ。ただ単に地獄耳なだけや。」

今のうちに逃げちゃえ!

跡「おい栞奈、逃げんじゃねーぞ。まだ話は終わってねー。」

「私に何か用でもあったんですか?」

跡「忍足なんかより俺様と話せ。」

忍「なんでやねん。世間知らずな跡部より俺の方がオモロいやろ。」

跡「誰が世間知らずだ?この変態伊達眼鏡野郎!」

忍「なんやて!」

喧嘩しちゃったよ。今度こそ…

脱出成功!

日「バカな先輩達に絡まれて、お前も大変だな。」

「ホント疲れる…」

日「早く引退してほしいな。もう跡部部長の時代は終わりだ。これからは俺の時代だ。」

「ぶっちゃけ私もそれ思った。早く下剋上できると良いね。」

日「ああ、下剋上等!」

跡部先輩と忍足先輩見てるとついつい世代交代のこと考えちゃうなぁ。
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