小説1

□抱き締めててダーリン
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「・・・・・レノ」

「はぇ?」

夢中になってはむはむしてると、ルードが俺の尻尾をぐいっと後ろに引っ張った。

「ぃたっあにすんだよ、と」

「それはこっちの科白だ。
誘ってるのか?」

「・・・・・ぃーゃ、かじってるだけだぞ、と」

そう言ってルードの指を噛み始める。

はむはむはむはむ

ん〜ルードの味。

「全くお前は…」

ちゅぽん、と指を離したら。

「んぅっ」

唇を塞がれて、あっという間に舌を誘い出され、
「ふぁ・・・・ん、」
そのまま一気に押し倒された。

ルードの舌が首筋を這う。

「ひゃあっ」

いきなり蕾に指が触れた。

「さっきお前が充分舐めてくれたからな」

笑いを含んでルードが耳元で囁く。

「ぁっ・・・・や、ぁ」

「俺が寝てるとき、お前はいつもあんなことしてるのか?」

「ん、してちゃダメかょ・・・・はぁっ」

あぁルードのバカ。恥ずかしすぎ。

「いいや?駄目じゃないさ」

「ぁっ」

指と一緒にルードの舌が入ってきた。

ぬぷぬぷぬぷ

「ゃだっるぅ・・・も、だめっ・・・・!」


「可愛いな、レノは」

大きな手が、赤い髪を撫でる。

指と舌が抜けて、

「ああぁっ」

ルードが俺の中に

「大丈夫だレノ、息をしろ」

ゆっくり、ゆっくり。

「は、あ、んっ」

ズブブブブ・・・・・

俺の片足を担いでルードが中で動き出す。

「あっあっあっ」

ぬちゃぬちゃぬちゃ

「レノ、レノ」

きっとルードには俺の中に出たり入ったりしてんの、丸見えなんだろな。

そう考えると、たまらなくなった。

「ぁっああ、るぅ・・ぁん・あ・・・!」

好き。大好き。

ルードが俺の中で弾け、ルードの腹に俺のがかかった。
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