小説1
□I wanna be your Dog
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俺は声を上げることも噛み付くことも出来ない。
そう、躾られた。
首輪。
鎖は太く重い。
手綱を辿れば、ほら、その先には俺のご主人様。
意地悪く微笑んで四つん這いの俺を見下してる。
「レノ、」
「しゃちょー…っ」
「イイ子にしてたか?
私が会議中、私の言い付けを守ったか?」
俺はこくこく必死に首を縦に振る。
俺の穴には透明なバイブが挿さっていて、きっと中身は丸見えだ。
社長が会議に出ている間、何時間も突っ込んだまま、とろとろに溶けてしまっている。
「ふふ、レノ、お前の中は赤くて美味そうだな」
ぐりぐりと容赦なくバイブを足で踏み付ける。
一層深く刺激されて、俺はもう限界だった。
「はあぁぁっしゃちょー…しゃちょーっ」
「も、やぁっ…イキたいぃっイキたいぃっ」
ぱんぱんに腫れた俺の中心。
そこには栓がしてあって。
「我が儘はいけないな、レノ」
突き刺さるバイブを乱暴に抜き取られる。
ぽっかりとバイブの型を残しヒクつくソコ。
いやらしく蜜を垂らして、貴方を待っているのに。
あぁ貴方はなんて意地悪なんだろう。