小説1
□I wanna be your Dog
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「いやらしい身体だ」
ぐちょ
「ぅあああぁんっ//それやだぁっいやぁっ//」
また突き刺さるバイブ。
簡単に呑んでしまう穴は、社長の言う通り、いやらしいのだろう。
でも、俺をこんな身体に躾けたのは社長、貴方なのに。
お尻に挿さった透明な棒をぐりぐりと押し込んで高笑いする貴方。
俺が嫌がって泣いて縋る様が見たいんでしょ?
いーよ。貴方だけに、見せてあげる。
これは俺の、愛の証。
「ぁっぁっぁっあぁっ」
鼻にかかった高い声。
犬の鳴き声みたい。
貴方の好きな声。
「はぁっはぁっぃやぁ//しゃちょー…しゃちょーのがいぃっ…」
「可愛いな…もっと啼け、もっと啼くんだ」
「ふぅっ…んっ、ぁ、ルー…」
ちゅぽっと鳴って、バイブが抜けた。
息が整わないまま、一気に社長の反り立ったものが入ってきた。
「ゃああああっ!」
きつく手を握り締める。
バイブなんかよりずっと脳天にクる、人間の厚みのある肉棒。
「しゃちょ、っん…」
口唇に貪るように噛み付いて俺の息を止める。