〈青エク 竜士と廉造(?)〉



※廉造の脳内がお下品。





ここは世界有数の祓魔塾。

その教室の前、ドアに耳を当てている廉造。

中からは、竜士と廉造が気になっている子の声。

『やっぱり待って 私初めてだし…』
『やりたい言うたんお前やんか
大丈夫やて』
『…う うん……』

廉造の息が荒くなる。

「(これはまさか…!
ずるいわぁ 坊…)」

廉造は息を整えて、中の声の続きに聞き入る。

『痛い…!』
『すぐ慣れるやろ』
『痛いもんは痛いの……
…ん……やぁ…』
『何が嫌やねん 妙な声出すなや』
『だってぇ…』

廉造はもう我慢ならない、と扉を開け放った。

「あかんて!
俺も混ぜてくだ……さ…い?」

しかし、廉造の声は尻すぼみになり、最終的には疑問符までついた。

何故なら、そこには廉造が想像していたのとは違った光景が広がっていたからだ。

竜士と例の彼女が二人きりで居るところまでは合っている。

しかし、竜士の手は彼女の右足に添えられている。

「何してはるん…?」

廉造が尋ねると、二人は声を揃えて答えた。

「「足ツボマッサージ」」

廉造は俯いて、わなわなと震えだす。

「え?廉造?」
「どないしたんや…」

廉造は二人の側まで行き、近くの机を叩いて叫んだ。


俺に謝ってぇな!


このあと、廉造が竜士に殴られたのは、言うまでもないだろう。






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