41章〜

□双璧
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「やめろおおおおおお!!!!!」


「ああぁあああ"あ"あ"!!!!」


白い巨体から激しいエネルギーが放たれた

抵抗に向かった二匹から

爆発のような衝撃音が鳴り響く


パール「きゃあっ?! 大丈夫?!」


フライゴン「くっうっ… いきなり青い炎か…ッ!」


リョク「はぁっ、何とか間に合ぅわっ…?!」


リョク「あっつ…?! なにここ…!!」


ガブリアス「レシラムの放熱だ! 普段は威嚇や警戒の使うモノだが…」


ガブリアス「これは異常だ…!!」


フライゴン「とにかく! 二匹はみんなを運んで!!」


フライゴン「ここは抑えるから!!」


パール「わかった!!」


パール「みんな! 逃げよう!! 」


「………ぁ…」


パール「…みんな?!」


リョク「…昏蒙状態だ! 動ける容態じゃない!」


ガブリアス「熱にやられたんだ! 無理やりにでも運べ!…くっ…!」


フライゴン「とにかくっここから離れて…! これ以上はっ…!!」


パール「リョク!トレジャーバックに三匹突っ込んで!! 四匹抱えて私が運ぶ!」


リョク「わかった! 後は僕が四匹抱えて…!」

………………

パール「…っよし!! 行くよ!!」


リョク「フェウ!ニザ!もう大丈夫!」


フライゴン「……うん! もう行ったよ! 」


ガブリアス「よし…! 出来るだけ押し返すぞ!」
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