41章〜
□掌之上
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シャウラ「…」
…特殊な効果を持った玉がある
そういえば、そうシキに教わった
今のは…光の玉だったかな
シャウラ「…」
場所が静かになったことで
頭の中ざわめきが強調され
シャウラ「…」
わきあがる焦りと恐怖で
かき乱される
落ち着けない
シャウラ「…っ」
体を揺らして振って捻って見て
それでも違点は見出せない
どうしよう
どうしよう
あんなことされて
実は何もありませんでしたって
……
そんなわけないか
どうしよう
聞く?
…いないのに?
それは無理だな
どうしよう
シキや…ジルに
聞いて…
聞いて…?
どうしよう
…
聞いて…
いいのか?
隠してて…隠してる名前を?
ギルドの
リーダーが 焦 った
な 前 を?
いや でも
ふり かまってい ら れ
ない
な
んとか して ".リーダーが焦 聞か
聞いて、聞いて、
すこし でも解決し #++どうしよう>
して、
に/#######000000000000000
シャウラ「…はっ」
耽こみすぎて
すっかり混乱していた
シャウラ「…落ち着こう」
もう焦っても意味はない
こうなってしまった以上
現状対処できることを
冷静に考えるのが
今できる善処だろう
シャウラ「とにかく、シキとジルに…」
話を聞くしかない
…今できるのは、それしか思いつかない
シャウラ「…よし」
キャパシティオーバーを起こしたおかげか
難しいことが頭から消え
落ち着いた
…俺はもしかしたら
混乱しやすいのかもしれない
…直さないといけないな
…
…よし。
シャウラ「シキとジルを、探すか…