41章〜
□双璧
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………………
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……
パール「はぁっ…はぁっ…ん…っはぁっ…」
パール「こ…ここまで…はぁっ…来たら…っん…とりあえず…」
リョク「はあぁぁぁっ……っはぁっ」
リョク「大丈夫…だと…思うよ…」
パール「………………よし！ 息整った」
パール「みんなは？大丈夫？」
「………………」
パール「……まだグッタリしてるよ？！」
リョク「んんんむむ…しばらくあの熱に晒されてたなら…」
リョク「この身体には深刻なダメージだったのかもしれないね…」
パール「ええっ？！ どうしよう？！」
リョク「のぼせた状態が重篤化したものだと思う」
リョク「こういう時は…冷却と水分補給…だったかな」
パール「冷却…？」
リョク「翼で空気を動かして。みんなを覆う空気を入れ替えるんだ」
パール「…っあ！そっか、了解！」
パール「…ふっ…んっ………勢いはどれくらいが…」
パール「それがちょうどいい。続けて」
リョク「…で、僕はこっちで水分を捻出するんだ、け、ど…」
リョク「…トレジャーバッグいいモノあったかな…」
パール「果汁を薄めるのは？」
リョク「それがいいね、そうしよう」
……………
………
…
…
………
……………
「……ん……んん…」
リョク「…っ！…今誰か動いた…？」
パール「…！ そこのイーブイ！ 目を覚ましたみたい！」
リョク「えっと…あっ、君だね」
シャウラ「うううう……頭が重い………」
リョク「意識は戻ったね。…僕がわかる？」
シャウラ「…え？……っと……」
シャウラ「………！！」
シャウラ「リョク？！ そらにパールも！」
リョク「…。…わかるんだね」
リョク「てことは、本当にみんなは…」
パール「…言ってたことは本当みたいだね」
シャウラ「…？」
シャウラ「それより、二匹は今までどこに…」
パール「みんなが起きたら説明するよ。」
リョク「大きなダメージだったみたいだし、ゆっくりしてて」
シャウラ「…わかった」