短編小説
□きもだめし
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「はぁ…あんなこと言わなきゃよかった…;」
俺は今、友達のきもだめしにつきあわされている。
しかも、俺が噂の否定をしたせいでこんな夜中に明かりなしで森な入らなければならなくなった。
ここまで暗かったら明かり以前の問題で普通に怖いだろうが…
先に友達全員が明かりを持って様子を見に行っていたのだが、先程帰ってきやがった。
次は俺の番か…
「気をつけろよ〜ww」
「大丈夫!大したことなかったって!」
「先に帰ったりしねぇから安心しな〜w」
…ったく、
他人事だと思いやがって。
まぁ…俺自身が引き起こした事だ。
責任もって処理するか…
「絶対帰るんじゃねーぞ。」
「信じろって!」
「はぁ…じゃあ行ってくる。」
こうして俺は森の中へ入っていった。