41章〜
□打開策
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シキ「…というわけで、判断が決まったから呼び戻したけど」
シキ「…さっきよりシャウラぐったりしてない？」
ディン「いやぁ、気のせいだよ」
イミル「さっきからこんなだったって。ね？」
シャウラ「…違」
ディン「で、どうなったの？」
シャウラ(こいつ…！)
シキ「えっとね…」
ジル「今回は僕たちが着いて行く」
ディン「シキ達が？」
シキ「ええ。 してはいけないとは書いてないし、問題はないと思うわ。」
イミル「でも、シキたちは忙しいんじゃないの？私たちに付いてきたら…」
ジル「今回は大丈夫だよ。…というか、これからは度々関わろうとも思ってる」
ディン「え？それはどうして…」
シキ「短期間で何回も厄介ごとにあっているあなたたちを、これ以上ほおっておけないわ」
ディン「ああ…」
ジル「…まあ、これはあくまで提案だけどね。最終判断は君たちに任せる」
ディン「こんな不安な依頼、ついて来てくれるのなら願ったり叶ったりだよ。ねえ？」
シャウラは頷いた
イミル「是非ともお願いしたいよ！」
シキ「そう？よかった。…ところで、シャウラ本当に大丈夫？話す元気ぐらいはさっきまであったよう」
ディン「今になって疲れがこう…一気にきたのかな？」
シキ「…？」
ディン(…あれから悪ノリをして、シャウラを瀕死においやったなんて絶対言えない)
イミル(流石にやりすぎた)