響想録

□15
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はい、あたしも現実逃避したいですよ。
むしろ、家に引きこもるニートになりたいっすよ
平助にするなっていう約束してますが
生憎その約束守れそうにないです

平助ゴメンw←
平「謝る気ないだろ!!!」
はいもちろんない。



想録15












「今日は休みだー!」

『下手な現実逃避やめなよ平助。
お前には休みなんかほぼ部活と学校で潰れるんだから』

「マジな事言うなよ・・・・・・・・・。」

『あ、マジで当たってんだー乙。』

「乙って、お前も部活あるだろ!!」

『え?知らないよ』

「霖ー!!」




ムキー!と言いながら頬が膨らませる平助に霖は平助の頬を両手で挟んでおもいっきり叩いた




「ブフッッーゥ!!」

『うぇ、吐く・・・・・』

「・・・・・・;;;おい、ヒロインが画面上で吐くなよ!」




てのは置いといてっと、




『平助、テスト結果は大丈夫だったの?』

「お!聞いて驚くな!!」

「下から2番目でしょ」

「そうそう!下から2番目だったんだって!って総司!!」




アハハッと笑いながら登場する総司に平助は突っ込みを入れながら膨れていた




『ぇ・・・・・・・・・・(゜Д゜)。』

「おい霖、その“あり得ない”って顔やめろよ」

『うわーあり得ん』

「言うと思ってたよ」




呆れながら溜め息をつく平助に霖は、わぉと言いながらもう一度平助を見た




『まぁ、ビリけつよりはいいんじゃない?』

「そういう霖はどうだったんだよ?」

『花丸』

「え?」

『花丸です』




結果をいうと平助は固まってしまった
おーい戻ってこーい




「え!え!?マジかよ!!?」




あ、戻ってきた
お帰り〜




「「お帰り〜」じゃねぇって!!!」

『まぁ落ち着け少年。貴様には手作りクッキーをくれてやる。あと千鶴も総司もね!』

「ありがとう!霖ちゃん」

「霖ちゃんの手作りクッキー久々だね」

「なんで俺だけ上から目線なんだ・・・・」

『あとは、先生達と一とシスコンだけ』




配るぞー!と言いながら霖は廊下を走っていった
教室に取り残された総司、平助、千鶴は・・・・・・




「あいつ今日、自棄に明るいな」

「だね、どうしたんだろう?」

「なんか、この前の誕生日会をしてくれたお礼だそうです」

「あぁ、それでか」

「あれはいろんな意味で楽しかったね」




嬉しそうに走る霖の姿を千鶴達はずっと見ていた
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