響想録

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みんなって実は甘えん坊さんなんだね。
土方先生とか総司とかまだ餓鬼っぽいしw
だってさ、あたしの取り合いに睨み合いしてるんだぜww
あ、あたしってモテt((((殴
ごめんなさい。馬鹿なのでw

土「それ、真面目に謝ってないだろ」
 『ごめんあそばせー』
総「それ、棒読みじゃん」
 『wwwww\(^o^)/』




想録16













『…………左之先生、新八っつぁん、山南先生、近藤さん…………以下略』

「霖、以下略とはなんだ」

『そのままの意味だよ、ちぃちゃん』



昨日の事があってか、話を聞き付けてきた(総司が強制的に連絡して)
先生達とちぃちゃん達があたしの家にやって来た

出迎えようとするが土方先生に抱き付かれ、総司はあたしを跨いで、顔を胸に押し付けたまま抱き付いていた



『ちょっ!総司!・・・・こいつスケベか』

「僕は霖ちゃんの飼い猫だから、こんなことをしていいのは僕だけだよね・・・・・ついでに、飼い主が巨乳って幸せ」



総司の小さな呟きを聞いてか、一と風間は霖に離れるよう似たような言葉を発した



「貴様ら、霖から離れろ」

「総司、土方先生いい加減霖から離れて下さい。」



一とちぃちゃんが言うと二人は諦めたようにすんなりと退いた



『みんな甘えん坊さんだよね』

「おーい、霖できたぞー!」



平助がお盆抱えて持ってきたのは、千鶴が作ったおかゆと味噌汁だった
うん、千鶴はいいお嫁さんになれる。
あたしのお嫁さん候補だ←



『いただきまーす』



一口食べれば、なんと美味いすぎる
心配そうに見つめる千鶴に思わず霖は抱き付いた



『千鶴、千鶴はあたしのお嫁さん候補ね』

「霖ちゃん!?」

「おいおい女同士で結婚できねーよ霖ちゃん」

『知ってるよ、新八っつぁんじゃないもん』

「さ、左之ぉ〜〜〜〜」

「残念だったな新八」



新八を撃退すると、洗い物をしていた平助がベッドに座りこんで話に入ってきた



「にしてもお前、家でけぇな!
………っとその、一人じゃ寂しくないか?」

『いや、もう馴れてるよ』



寂しそうな表情をしながら答えると平助は言いにくそうに言葉を発した



「な、なぁ!も・・・・・、もしよかったら、霖の家泊まっていっていいか!?」

『・・・・・・へ?』

「だ、だから!泊まってもいいかってこと!!」



霖は平助を見て問うた



『・・・・・・・・え、今日、一緒に居てくれるの・・・?』

「お、おぅ・・・・・・・お前がいいなら・・・・・・うぉ?!」

『平助・・・・・・、ありがとっ』



霖は平助を抱きしめた。
その衝動で平助は、顔面を真っ赤にしながら頷いた


「「「「「平助(貴様)、霖から離れろ」」」」」

「なんで俺なんだよ!?」



平助の提案で霖の家に全員泊まる事になった
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