頂き物

□雪奈様より
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窓から見える青空のような髪
走ると左右に揺れる


彼、風丸一朗太君はサッカー部の一員であり私と同じクラスだ
って言ってもお互い名字で呼び合うしクラスメートというだけで接点もあまりない。
でも私は風丸君が好きなんだ。

けど風丸君は凄いモテる。
超絶普通なルックスと顔の私なんか無理だと考えていた。


…………と言っても好きという気持ちは消せずこうやって放課後窓からサッカーの練習している風丸君を眺めてしまうのだけど。
私は空を仰いでいた視線をまたグラウンドの方へ戻した


「……!」


い、今…
風丸君と目が、合った。うわわわっどうしようっ…!

ドキドキしながらも私は風丸君へと視線を戻した。

そしたら風丸君はにっこり笑って手を降ってきた。

瞬間、私の顔はみるみるうちに真っ赤になった。

顔の熱さを感じながら私は風丸君に手を振り替えした。

そしたら風丸君は何故かふいっとそっぽを向いて走り出してしまった。…あれ私何かした!?












…ミョウジが慌てているのが見える。いきなりそっぽを向くなんてしなきゃよかったかなぁ…

「(でもさっきのミョウジは…)」


手を振り替えしてくれたミョウジの顔が思い出される。
その瞬間俺の顔がカッと熱くなった。














可愛いかったんだから仕方ない

(その後二人の距離が縮まるのもそう遠くない未来)

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