イナイレ
□独占
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「おはよー」
いつもの待ち合わせ場所にナマエが来る。
そして、いつも通りナマエの手を握って学校に向かおうとするのだが…
ふと、足をとめ呼びかける。
「おい、ナマエ…」
スカート、短くなってないか?と訊くと、
「気づいた?…でも、足太いからやっぱり戻した方がいいかなぁ」
なんて呑気な笑顔で返して。
しかし、俺にとっての問題点はそこじゃない。
「あのな…」
独占
「他の奴に、お前の肌を見られるのは嫌なんだ」
だから、ナマエの足は全然細いが、できれば丈を戻してほしい。
と言うと、ナマエは意味を知ってか知らずか、
「そっか、じゃあ、戻す!」
とスカート丈を戻した。