イナイレ
□What do you mean？
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『プロ野球選手名鑑』
ふと、主がいない隣の机を見てみれば、そんなタイトルの本が置いてあった。
しかし、隣は男子ではない。女子だ。
…アイツ、野球好きだったっけな。
そんな風に考えていれば、隣の席の主…ミョウジが戻ってきた。
席についたところで、視線を感じたのか俺の方を向いた。
「？どうしたの？」
「いや…お前、野球好きだったっけって思ってさ」
思っていた疑問をぶつければ、ミョウジはうん、と頷いた。
「あれ、風丸知らなかったの？」
「ああ。…なんか意外だな」
逆に質問され、答えれば、ミョウジは
「よく言われるんだよね」
と笑いながら言った。
「観に行ったりもするのか？」
「結構行くよ」
「好きな選手とかは？」
「いるいる！…って、語り始めると長くなるよ？」
そんな風に冗談っぽく笑うミョウジに「よっぽど野球が好きなんだな」と言えばうん、と大きく頷いた。
「サッカーは見たりしないのか」
「あんましないかな」
「そうか…」
少し残念だな、なんて考えていれば、ミョウジがでも、と口を開いた。
「一生懸命打ち込む姿はどのスポーツもかっこいいと思うよ？」
「…え？」
聞き返せば、ミョウジはだから…と続けた。
「野球も好きだけど、一生懸命サッカーに打ち込んでいる風丸もかっこいいと思うよ、ってこと」
What do you mean？
果たして、これは自惚れてもいいのだろうか？
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スランプ絶頂期ですどうしましょう…！←
いつかリメイクするかもです。