イナイレ

□笑ってはいけない
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「浜田、OUT−!」

「なんでやねん!」



大晦日にコタツでぬくぬくしながら某笑ってはいけない番組を見る。
隣にヒロトがいて、温かくて、とても幸せなひとときだ。
しかし、流石というか、この番組を毎年見ているにも、毎年同じパターンであるものが多いにも関わらず、たくさん笑うことができる。


「でもコレってやってる本人たちは相当辛いだろうね…」

「確かに。笑いって堪えるの難しいもんね」


ふと思い呟けば、隣で一緒に見ているヒロトが答えてくれた。


「というか毎年毎年いろんな所でやるよね。CAの衣装とか観ててちょっと辛い」


うーん、コレはなあ、と唸れば、ヒロトがまあね…と呆れたように笑った。


「まあこの人たちが着てるからっていうのもあるだろうけど…俺的にはナマエに着てほしいけどね」

「またまた。誰得だよ」

「俺得だよ」


辛いって言っても、面白いから許されるわけで。
ヒロトの冗談を軽く流せば、ねえ、と話しかけられる。


「今の、冗談じゃないんだけど」

「は?」


何言ってんの?という目で見れば、あの爽やかな笑顔を向けてきた。


「だから、CA。今度買ってきてあげるよ」

「んなサラッと言わないでよ。買ってきたって着ないよ?」


着るか着ないかの選択権は私にある。
それを主張すれば、またまた、とヒロトが笑った。


「そんなこと言いつつ着てくれるでしょ、ナマエ」

「いや、着ないね」


そう断言するも、面白そうにヒロトは笑っている。


「よし、じゃあこうしよう」

「なに」

「これから年が明けるまで、ナマエが笑わなかったら着なくて良し。笑ったら着る。これでどう?」

「何その鬼畜なルール」


でも、これをやらなきゃ確実に着せるだろう。
それに、ここで断ったら敵前逃亡をしているような気がして。
そんな私の性分を知っての提案だろう。


「…しょうがないな」


やっぱヒロトには敵わないな、と思いつつ承諾すれば、ヒロトは嬉しそうに笑った。
















笑ってはいけない

「ははっ、ちょ、あの人形反則…っ!」

「ハイ、ナマエOUT−!」

「テレビ消さないなんて私の負けに決まってんじゃん!」














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大晦日といったらガキの使いやあらへんで!
ということで、突発的なネタをひとつ。
突発的過ぎてよくわからない作品になってしまいました、ほんとごめんなさい(´・ω・`)
反省はしてるけど後悔はしてないよ!←

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