イナGO
□元凶者に告ぐ
1ﾍﾟｰｼﾞ/1ﾍﾟｰｼﾞ
「なんか最近倉間がエロいんだけど」
「「は？」」
委員会のため、倉間が不在の部室。
いきなりのナマエの発言に、その場にいた部員達は声を揃えて聞き返した。
「倉間もそういう年頃なんだろ」
「まあ男子だしな〜」
南沢と浜野が口々に言えば、ナマエがでも…と続ける。
「今まで倉間、女子の前では下ネタ言わなかったもん」
「じゃあナマエが女子として見られなくなったってことなんじゃ…」
「うっそマジで！？」
「いやあ、それはないだろう？」
浜野の失礼なひとつの可能性にナマエがショックを受ければ、神童がフォローしてくれる。
「そうだと…願いたい…」
「でも、ホント何ででしょうね？」
まだナマエには若干ショックが残っていたようだが、速水が疑問を口にすればみんながうーん…と考え始めた。
「あ」
と、呟いた霧野にみんなの視線が集まる。
「…南沢さんのエロさが移った、とか「お前、喧嘩売ってんだろ」
「「ああ！」」
「ああ！じゃねーよ…！」
南沢が霧野を睨みつけるも、感嘆の声があがる。
「そうだったんですか、南沢さん」
ナマエがわざとらしく尋ねれば、南沢は少し考えてから、口を開いた。
「…よし、じゃあナマエにも移してやる」
「大丈夫です、私にも蘭丸の冗談くらいわかりま…ひゃあ！？」
「「！？」」
笑いながら流そうとしたナマエの言葉を最後まで聞かずに南沢が抱きつけば、一同が息を呑んだ。
「ちょ、マジでエロいの移るわコレ！離れてくださいって！」
ナマエが抵抗するも、中学生とは言え男と女。
逃れられることはなく、更にキツく南沢の腕がナマエをがっちりホールドした。
「俺はエロいナマエも好きだから大丈夫だ」
「離せよエロみ沢ァァアア！！」
元凶者に告ぐ
「ってことがあったから倉間、お前私にプリン奢って」
「はあ？意味わかんねえよ」
--------------------->
最早誰夢かわからない／＾q＾＼ナンテコッタ
ちなみにナマエちゃんのことはキャプテン達が助けてくれたでしょう、きっと。
霧野さんがザ・ミストで視界を遮り、その隙にキャプテンがフォルテシモを南沢へ((ry