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□年越しを過ごそう!
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※滅魔使メンバーのあまりの多さ故
 手抜き文以前にカオス。


*説明文僅かな会話文




台詞前に名前の頭文字を表示

 朝陽→朝     ジン→ジ
 晴樹→晴     狡牙→狡
 梓→梓      ガイア→ガ
 真輝斗→真    ミラ→ミ
 瑞穂→瑞穂    老師→老









  ‡デッド†ワールド‡

    年越しを過ごそう!
      〜滅魔使たちの場合〜










皆「Happy New Year!!」




朝「いやー、年越したなぁ…」

梓「一年もあっという間でしたね」

晴「去年も暴君兄妹に手を焼かされた」

瑞「なっ聞き捨てならないなー!」

真「ケンカ吹っ掛けてくるのはお前な。」

瑞「へえ?よし、表出て。お兄ちゃん?」

真「ふん、上等。」

ガチャ(扉の開閉音)

ジ「ちょーーー!ストップストップ!!」

真・瑞「いつ湧いて出た。」

ジ「ケンカ早いんだからー。いとこである俺の身にもなってほしいなァ」

真・瑞「あ゙?」

ジ「に、睨まないでクダサイ…」

梓「ジンくん、来てたんですか?」

ジ「レンさん…!明けましてッス!!」

梓「はい。今年もよろしくお願いしますね」

晴「梓、よろしくしなくて良い。気苦労が増えるだけだ」

朝「ぷ。お疲れさん」

晴「本当に長男かコイツ。」

梓「まあまあ…」

朝「まあまあ(笑)」

晴「殴っていいか。」

朝「うわ、止めろよ。暴力反対」

晴「(イラッ)」



(殴りたくなる、この笑顔)

* * *



ガ「あら…狡牙。明けましておめでとう」

狡「おう。姉さん、ウチの馬鹿来てねェか」

ミ「またアイツ…ジンが来てるんですか」

ガ「嫌な顔しないの」

ミ「だって、ウチの弟が世話になってるんですし…」

狡「とか言って、てめぇも世話になってんじゃねェか」

ミ「っるさい!ぐーたら親父は黙ってて!」

狡「へいへい…」

ガ「ウチは喫煙禁止よ。」

狡「………」



* * *



ギャー ギャー

老「ほっほ、年を越してもおぬし等は変わらんのう」

朝「あ、じいさん」

晴「毎回どこから現れるんですか」

梓「(苦笑)」

瑞「じいちゃんからも言ってよ!真輝斗が、」

真「ジジィに泣きつくな。」

老「仲が良いのう」

真・瑞「どこが」



朝「梓、俺にも煎餅ちょーだい」

梓「どうぞ」

晴「自分で取れ」



(俺の前で甘えは通用しない)

* * *



狡「おー、お前等元気してたか」

ジ「げ。親父」

朝「うっわー、最悪だ」

狡「あ゙?何か言ったか、バカ甥」

朝「なんで毎回来んだよ。寂しがり屋かうぜぇよって言ったけど何か?」

晴「そこまで言ってなかったぞ」

狡「そうかそうか。いっぺん死ぬか?」

朝「遠慮します(ニコッ)」



瑞「痛い痛い痛い!」

真「うそつけ」

ジ「容赦ないなマッキー」

真「お前も痛い目見るか?」

ジ「それはご勘弁を(土下座)」



(だって痛いのは嫌だし)

* * *



瑞「わーい、おじさんお年玉ちょうだい」

狡「ほらよ。無駄遣いすんじゃねぇぞ」

瑞「はーい」

朝「オッサン、俺には」

狡「ネェよ。」


(生意気なガキに用意する金なんざネェ)

* * *



ガ「はい、お待たせ」

朝・瑞「待ってました!」

ミ「有り難く食いな。」

狡「おお。お節料理か…」

べしっ(手を叩く音)

狡「いてっ」

ミ「摘まみ食い厳禁」

老「美味しそうじゃのう」







瑞「ねえ聞いてよ、母さん。真輝斗がさー」

真「まだ言うか。」

ガ「ケンカは程々にね?」



(絶対に仕返ししてやるんだから)
(やれるモンならやってみろ)

(仲良くしろよ…)

* * *



瑞「朝陽、羽根つきしよ!」

朝「んー?俺は強いぜー?」

瑞「そうでなくちゃ。」



(全員参加の試合形式になりました)

* * *



梓「頼まれたくじ引き、作りました」

朝「さすが梓、仕事早いなぁ」

晴「これを引けば良いのか?」

瑞「あ。あたしと朝陽は確定だからねー」

真「めんどくせ…」

ジ「そんな事言っちゃって良いの?はい、マッキー負けたな!」

真「…」

ジ「やだ、そんな睨まないで。コワイ」

ミ「馬鹿。少し黙んなさい」

狡「羽根つきかァ、何年ぶりかねェ」

老「おぬしの小さい時以来だからのう…あの頃のぬしは手が掛かったもんじゃ」

ガ「それじゃあ引いていきましょう」


(皆、様々なリアクションでした)

* * *



〜結果〜

一回戦
@晴樹 VS 梓
A瑞穂 VS 朝陽
B狡牙 VS 老師
Cジン VS ガイア
Dミラ VS 真輝斗


ミ「ちなみに本来のルールに従って、羽根を落としたら顔に墨だ」

ジ「それが嫌なら精々勝つことッス」



(絶対負けられない…)

* * *



@晴樹 vs 梓

老「ほい、始め」


梓「いきますよ…?」

晴「顔に墨は御免だ」

カンッ

意外にも互角の戦いの末、晴樹の勝利。


A狡牙 vs 老師

朝「親子対決か…正直」
ジ「どーでもい、痛っ」カコンッ

ガ「始め!」


老「ほほ、やるのう」

狡「ハッ!アンタこそ、なァ!」

カコンッ

あっという間に軽々と老師が勝利。


B瑞穂 vs 朝陽

瑞「よしきた!」
朝「終わる頃には顔が真っ黒だな(笑)」
瑞「どっちの?」
朝「さあ…どっちだろうな?」


ジ「Ready go!」




瑞「墨くさいいい、最悪ーっ」

一切の墨を被らず朝陽が勝利。対して、宣告通り瑞穂の顔面は墨だらけとなった。



Cジン vs ガイア

瑞「いっけー、母さん!」
狡「ジンなんざボッコボッコにしてやれェ」
ジ「Σひどくね!?」
晴「先ずそんな遊びじゃないです」


ガ「お手柔らかにお願いね」

ジ「は、はい…こちらこそ」


朝「始めー」

圧倒的に追い込まれるも、何故かジンの勝利。尚、ガイアに墨など塗れるはずもなかった…。



Dミラ vs 真輝斗

晴「これはまた…」
梓「珍しい組み合わせですね…」


ミ「…精々楽しませてよ」

真「そっちこそな」


瑞「始め。(真輝斗負けろ)」

カコンッ

ギリギリまで勝敗が分かれるも、ミラの勝利確定。二回戦へ続く。

真「お前、何か暗示かけたろ」
瑞「何のことー?」



(人の所為にするなんてサイテー)

* * *



二回戦
@ミラ VS 晴樹
A老師 VS ジン

※尚、朝陽は不戦により除外


@ミラ vs 晴樹

真「晴樹、負かせ。」
瑞「すっごい恨み隠ってるね」

梓「始めてください」


ミ「その透かした顔、墨だらけにしてあげようか」

晴「…遠慮願いたいですね」


墨だらけには出来なかったものの、勝利はミラの手に。



A老師 vs ジン

ガ「祖父と孫の対決ね」
狡「心底どうでもいいな。」

ジ「さっきの仕返しッスね!?」


ミ「ジン五月蝿い。はい、始め」

説明するまでもなく、ジン惨敗。勝敗は決勝戦へ。

ジ「大人気ねぇよ…あのじいさん…」


(あ、終わった?)
(朝陽!何処に行ってたんですか)
(んー?散歩)

* * *



決勝戦
ミラ VS 老師

瑞「つまんなーい」
ジ「また祖父と孫の対決ッスかぁ」
ガ「何だか複雑な心境だわ…」



ミ「これは…負けるかも」

老「ほっほ、諦めるのかの?」

ミ「…まさか。」



真「…始め」

本気を見せたミラが見事勝利し、決勝戦は幕を閉じた。



(長かった…)

* * *



朝「文字数も残り少ないと言うことなんで」

梓「これにてお開きとなりますね」

晴「今回は騒ぐに騒いだな…」

瑞「楽しかった!」

狡「寒い中帰るのは嫌だねェ」

老「確かに寒そうじゃの」

ジ「泊まってって良いッスか!?」

真「帰れ。」

ミ「叔母様、今日はお疲れさまでした」

ガ「ありがとう。ミラもお疲れ様」


皆 墨のついた互いの顔を見合せ、笑顔を浮かべる。そして誰が合図するわけでもなく、皆口を開いた。






「今年も宜しくお願い致します」








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