■@2PM■
□I'm Your Man
1ページ/6ページ
☆☆7ページ目に、【Meson de 2PM】入会方法のお知らせがございます☆☆
I'm Your Man MV
Junho ver.
「それで・・・こんなことするために僕を呼んだの・・・?」
その若い男は、親指で潰した女の胸の先端を、今度はゆっくりと円を描くように擦り始めた。
こじんまりとした部屋の隅にはアンティークの鏡が置いてある。
「違っ・・・あぁ・・・!!!」
鏡の前で後ろから責められるのが好きだと言ったことを覚えていたのだ。
一年前に教えてやったばかりなのに、もうこんなにうまくなっている。
お互いに服を着たまま事を始めるのが儀式だったあの頃・・・。
「あの人の方がいいんでしょう?僕を捨てて出て行ったのに・・・どうして帰ってきたの?」
「あ・・・んん・・・。」
帰ってきてなんかいない、と言いたかったが声にならなかった。
いつも待たされてばかりの自分に疲れただけなのだ。
そしてそんな自分をほんの少しだけ慰めて欲しかっただけ・・・。
「ジュノ・・・どうしたの?前とちょっと違うわ・・・それに・・・ハァハァ・・・あっ!!!」
男の舌が右の耳に侵入してきた時には、もう女の泉は溢れかえっていた。
付き合っていた頃には頻繁に使っていたプチホテルの部屋に水音が響く。
見覚えのあるシャンデリアが淫靡な光を放っていた。
「ヌナだって違うよ・・・こんなに従順じゃなかった・・・あいつに飼い慣らされたの?
あいつの趣味って、一体どんな趣味なの?」
自分の婚約者を「あの人」から「あいつ」に言いかえる男に欲情している自分に気づく。
いつの間にか忍び込んでいた指は、二本に増えていたのだ。
左胸の突起は摘ままれ、下の蕾は親指で扱かれ、その奥の湿った沼は指でかき回され、女の身体は芯から痺れていた。
男は冷たい顔をしたまま、目の前の鏡を見つめていた。
鏡越しに見る男の顔は、どこまでも冷ややかで美しかった。
以前付き合っていた年下の男とする情事は、それだけで女の身体を敏感にした。
「ヌナ・・・すごいね。もう溢れて止まらない。」
「あ・・・ハァ・・・誰がそうさせてるの・・・?」
「さっきから僕の指を締め付けてるよ?」
「も・・・もう・・・お願い・・・。」
「逝きたいの?」
「ん・・・。」
女はもう我慢できない限界まできていた。
早く挿れて欲しかったのだ。
「じゃあ・・・今すぐ僕の目の前でして見せてよ・・・。」
「!?」
女は鏡の中の欲情した自分の顔を見つめた。
「それは・・・。」
「恥ずかしいの?でもだめだよ、しなきゃ挿れてあげない。
早くして?いつもどんな顔をしてやってるの?いつも待たされてるあいつのこと思いながら?
それとも、僕とは別れなきゃ良かったって後悔しながら・・・?」
耳元で冷たく囁きながら女の右手を取り、濡れ滴っている場所へと導く。
すると女は黙って自ら指を忍び込ませ、深々とそれを沈めていった。
くちゅ・・・
淫らな音が部屋に響き、女は自分自身を恥じた。
「ハハ・・・ずっと見たかったんだよ、ヌナのこんな姿・・・。やらしいな・・・もっとこうしてあげるよ・・・。」
男の濡れた舌が女の耳の穴を執拗に責める。
と同時に下の突起を指で小刻みに擦られると、女は自分の指をずっと奥まで挿入しないと耐えられなくなった。
「あぁ!!だ、だめ・・・・・・!!!!」
「ほら、もっと動かして・・・逝きたいんでしょ?手伝ってあげるから、ちゃんと自分でしなきゃ・・・恥ずかしいの?」
こくりと頷く女を嘲るように笑うと、側の箱の中から黒いネクタイを取り出し、女の目を覆った。
「これでいい?」
すると女は安心したように腰を動かし始めた。
婚約者がいる身でありながら、以前付き合って捨てた男に痴態を見せるなど許される行為ではなかったのだ。
それでも身体は正直に反応する。
こんなことまで教えていただろうか?
昔はただ自分の欲望をぶつけてくるだけの男だったのに。
「もう・・・逝く・・・。」
男からの刺激でもうすぐ頂点に達するという時、覆われたはずの瞳に光が差し込んできた。
目の前には恥ずかしげもなく両脚を開いている自分の姿が映っている。
「ほら、これが今のヌナの顔だよ。汚らわしい顔だ。
こんなことして、罰が当たるよ・・・僕がお仕置きしてあげる・・・。」
すばやく女の腕を掴むと、男はその場所に沈み込んでいる指を引き抜き、愛液で濡れたそれを舌で舐め上げた。
思わず溜息が毀れる。
背後でカチャカチャと男がベルトを緩める音を聞きながら、女は無意識に瞼を閉じた。
この無機質な音が、女の心臓の鼓動を早めてゆく。
ゆっくりと男がその一部を女の中に沈め始めた。
全てが奥まで到達すると、二度目は一気に突き上げた。
「あああぁぁぁぁぁーー!!!!!」
ここで女は初めて自分の罪の重さに気づく。
自分が欲しかったもの。
それはこの若者に、自分の罪の重さを量らせ告げさせること。
「ヌナ、あなたは悪い人だ。僕はあなたのものだって言ったのに、その僕にこんなことをさせるなんて。」
男は女を何度も突き上げ、責めた。
女が欲しいものを与えた。
女は責められたかったのだ。
責められてお前が悪いと言われたかったのだ。
そうすれば自分の罪が許されると思ったから。
「許して・・・私を・・・。」
背後から女の胸を鷲掴みにしながら激しく打ち付ける。
これは背中に打ち付ける鞭なのだ。
罪を裁き、許しを与える鞭なのだ。
男は女の身勝手な懇願をこのような形でしか受け入れることができなかった。
やがて女は婚約者の下へ帰り、またその男を待つのだろう。
しかし来るはずもない男を待つ年上の女への変わらぬ愛を、与え続けると誓ったのだから。
「I'm your man・・・ヌナ。大丈夫・・・あなたの涙と罪は僕が拭ってあげるよ・・・」
そして鞭を与える男は、女の白い背中に許しの精を放った。
cr: neru
大きい画像