ハイスクールD×D 鯉物語
□第七話
1ページ/2ページ
数日後、俺はオカ研を訪れていた。
「お久しぶりです。鯉判さん。
改めまして、本日、転入することとなりましたアーシア・アルジェントと申します。
今日から私もオカルト研究部の一員となりましたので、よろしくお願いします。」
アーシアは礼儀正しくお辞儀すると、にっこり微笑んだ。
「ああ、こっちも改めて、奴良鯉判だ。よろしく頼むぜ!
ついでに言うと、お前さん、悪魔になったんだな。」
「へぇ〜、よくわかったわね、鯉判。ええ、そうよ。この子はもう私の眷属なの。
ちなみに駒は「僧侶」よ。」
にっこりと満面の笑みで言うと、アーシアの頭を撫でていた。
「ところで、鯉判?この際だから、あなたも私の眷属にならない?
あなたがいてくれると心強いのだけれど。どうかしら?」
サラッと勧誘して来るリアスに、鯉判は手を扇ぐように答えた。
「せっかくのお誘いだか、断らせてもらうぜ。
俺が眷属になったって、利益がないし、弱点が増えるからな。」
「ムゥー・・・」
「そんなに拗ねてもならないぜ。」