ハイスクールD×D 鯉物語
□第五話
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ーーー古びた教会についた鯉判たちは教会の扉を開け放った。
中は長椅子と祭壇。一見見た感じは普通の聖堂で蝋燭の灯りと電気の灯りが内部を照らしていた。
ふと、鯉判たちは自分たちへの殺気と敵意を感じとり、祭壇の方を見た。
すると、そこには昨日の夜に会った少年神父フリードとイッセーを殺した張本人、堕天使レイナーレとその部下のはぐれ悪魔払い師(エクソシスト)たちが数十人といた。
「さぁ、アーシアを返してもらえるかしら?。
アーシア・アルジェントは私達の所有物なの。だから、返してもらえるかしら?。」
レイナーレは鯉判たちに殺気を放ちながら、祭壇腰掛け此方を見下す。
「そいつぁ、悪いが無理な相談だな。
そっちの部下である、ミッテルトがあんたらの悪巧みをすべて吐いちまったよ。」
と、鯉判が言うと、続いてイッセーが前に出る。
「あぁ、全部ミッテルトって言う堕天使から聞かせてもらったぜ。
そういう事なら夕麻ちゃん、悪いけどアーシアを渡すわけにはいかない。」
「ふ〜ん、ミッテルトが喋っちゃったの?。・・・チッ!使えないわね。
なら、力づくでも返してもらうわ。」
と、レイナーレは部下のはぐれ(悪魔払い)エクソシストに攻撃の指示を出した。
すると、はぐれ悪魔払いたちは鯉判たちへと襲い掛かった。
とそこへ、白髪の神父ーーーフリードが鯉判たちの前に現れる。
「ご対面!再開だねぇ!感動的だねぇ!だから、再開ついでに死んでちょ!」
フリードはウインクしながら襲い掛かった。