ハイスクールD×D 鯉物語
□第五話
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フリード神父は鯉判たちに襲い掛かった。
だが、フリードの進撃を防ぐ者がいた。
「悪いけど君の相手は僕がするよ。」
木場祐斗だ。
祐斗は黒い魔剣を手にフリードの光の剣を防いでいた。
「ちぃ、これでも喰らいんちょ!。」
フリードは懐から光の拳銃を取り出し、祐斗に放つが、祐斗は得意のスピードで相手を翻弄し続け、やがて拳銃は球切れになり、再びつばぜり合いとなった。
「君、強いよ。だったら、少しだけ僕も本気を出すよ。」
祐斗はそう言うと、冷たく呟く。
「ーーー喰らえ。」
次の瞬間、光の剣は瞬く間に祐斗の魔剣から発生した闇に呑まれていく。
「な、何なんですかー!?それは!?僕ちゃんの剣が柄だけになっちゃいましたよー!!っと、
驚いている場合じゃないね。」
驚きつつも今おかれた状況に気づき焦り始めるフリード。
「僕ちゃん悪魔に殺されるのはゴメンなんで、ばいっちゃーーー!!」
そう言うとフリードはピュンと逃げて行った。
はぐれ悪魔払い(エクソシスト)たちは壊滅し、残りはレイナーレだけとなった。