ハイスクールD×D 鯉物語

□第七話
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 俺はそういうと、ムスっと、拗ねてる、リアスの頭を撫でた。

「・・・年上の頭を撫でるのはどうかとおもうのだけれど。」

相変わらず、可愛らしいムスっとした表情で俺に反論して来るが、俺にとってはどこ吹く風である。

「ところで、リアス、何か甘い香りがするんだが、何か作ったのか?」

「ええ、そうよ。
 新しい眷属が出来たんですもの。そ、その、ささやかな歓迎会を開こうと思って、ケーキ作ってみたのよ。」

リアスはほんのり頬を赤くしながら言うと、一つ指をならしてケーキを出現させた。

「ほお〜、こいつぁ旨そうだな。どれ、一口・・・イタッ、なにしやがる。」

俺が懐から取り出したフォークでケーキをつつこうしたが、リアスに手を叩かれ素子されてしまった。

「ダメよ、つまみ食いは。みんなが集まってから、いただきましょう。」

「そんなこと、言わずに一口食わせろ。」

「なっ、ダメよダメよ。みんなが来てから」

「そうです。つまみ食いはダメなんですよ。」

そこへ、アーシアも参戦してきた。

「まあまあ、そんな堅いこというなって」

「ダぁメーーーーーー!!」

こうして、俺とリアスたちの攻防戦はオカ研メンバーが全員揃うまでつづいた。
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