デュラララ 小説

□シズ誕
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シズちゃんハピバ!!

折原姉妹の場合

舞「静雄さぁーんっ!!お久しぶりだね!そんでもって…
舞「お誕生日おめでとう!」
九「……生……祝……(お誕生日おめでとうございます。)」
舞「これねぇ、私とクル姉で選んだんだけど、プレゼントだから、大事に使ってね!」
静「お、おぅ……。サンキューな」パタパタと走ってどこかに言ってたんだしまった。
静「急に何だったんだ?……にしても何だ……これ……。」
その手には可愛らしくラッピングされた小さな箱が握られていた。



ワゴン組の場合

門「おぅ!静雄。元気にしてたか?」
狩「あれぇ、シズちゃんどうしたの?珍しいねこっちの方に来るなんて、あっ、そうだ、シズちゃんはイザイザとボーイズラブったりしないのかな?私的にはそうなると更なる楽しみが増えるんだけど、。」
遊・門「「狩沢流石にそれはない」」
門「まぁ、お詫びつったらあれだけどよ、これやるよ。」
「「「誕生日おめでとう」」」紙袋を渡されありがたく受け取った。



来良学園組の場合

正「あっ、静雄さんじゃん。お久しぶりです!!そういや、今日誕生日だったっすよね、おめでとうございます!」
帝「えっ、紀田君、何で知ってるの?あぁ、静雄さんお誕生日おめでとうございます。」
杏「あ、あの…おお誕生日おめでとうございます……。」
静「おぅ、ありがとな。」
帝「あっ、あの…臨也さんが静雄さんの事探してましたよ。」静「あ゛あ?ノミ蟲が?……何でだ?まぁ、取り敢えずさんきゅ。……じゃあまたな。」サッと手を振って歩き出す。――それにしても臨也の奴が、俺を探してる……?まあ、そのうち見つかるだろ。
折原臨也の場合

サンシャイン通りを帰宅するために歩いていると、
臨「シズちゃん!!……ちょっ、待って……話があるんだ。ちょっと来てもらっても良いかな?」
静「んだよ、これから帰るんだよ。邪魔すんな。……どうしてもって言うんなら、ウチまで来いよ。話はそれからだ。その代わり、帰るまで必要な事以外話すな。分かったか?」
臨「いいよ。分かった。」


静「……で、話って何だ?」今は臨也と酒を呑みながらつまみをつついている。
臨「あのさぁ、今日誕生日でしょー?だからさ、たまにはシズちゃんと、喧嘩無しで話したかったからね、俺も大人しく話しかけてみたんだけどさ。その……、た、誕生日おめでとう、静雄。」急に呼び方を変えられて、ビックリして飲んでいた酒を思い切り吸い込んでしまい、むせた。
臨「ちょっ、シズちゃん!!大丈夫?どうしたのさ?急にむせて、変な事言った、俺?」
静「い…いやっ、ただ、急……に、呼び方、変え…たから、ビックリ……して…。」
臨「え、あぁ、ごめんね、いつもあだ名で呼ぶと怒るだろ?だから、誕生日ぐらいはちゃんと名前で呼んだ方がいいと思ってね。嫌だった?」
静「あ……いや、別に嫌じゃねぇ。」少し赤くなる。だが、嫌じゃなかったのは本心だ。
臨「何それ、シズちゃん、目が潤んでて、顔真っ赤で、もしかして俺のこと、誘ってる?そうしたら、シズちゃんって俺のこと煽るの巧いね。」そう言いながら、俺のベストや、シャツのボタンを外し始める。
臨「シズちゃん、俺、高校の時から君のこと好きだった。いや……愛してた、今でも愛してる。」

臨「だから、俺のモノになってよ……静雄。」
静「…だ、だったら、俺のこと大切にしろよ。」
   「「愛してる」」

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