短編小説

□食事は許可を取ってから
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「Au.....Thankyou」




真っ赤に手形がついている頬に氷を当てる




「あのさ....青年くん「No!!俺はYoungmanじゃねぇ政宗だ伊達政宗」....」




「政宗くn「No!!政宗でいいyou see?」........」




「.......はぁ〜、じゃあ政宗あなたはどうやってここに入ってきたのよ?」





「Au〜....MagicだMagic」





――――魔法...ねぇ??




――――こんなファンタジーな事ってホントにあるのねぇ〜驚きだわ〜




「そういえば風香は今さっきの俺のActionに驚かないのか??」




「まぁーあんなことされたら信じるしかないわね」




「じゃあ風香いきなりだが俺をここに置いてくれ頼む」




「.........はっ??」





――――本当にいきなり何言ってるのこの子は





「俺はお前自身とお前の血に惚れちまったんだよ」






「なっ!!??//////」





年甲斐もなく年下であろう彼の真剣な顔と真っ直ぐな言葉に不覚にも照れてしまった






「...でもさ政宗その前にここに来た経緯を話してほしいんだけど」





「....OK分かった」





それから政宗はここに来た経緯を話してくれた




政宗の一家は表は伊達組という極道で通っていて政宗は次期総長らしいそして
裏舞台は吸血鬼一家でもう一つ政宗は吸血鬼一族の時期王様になるというなんともありえない話をされて
少し戸惑ってしまったが今までの行動で証明されているから嘘ではないんだと納得した
そして父親から20になるまでに自分が恋に落ちた人を嫁にして
政宗の次の次期跡継ぎを身籠れと言ってきたそうだそしてその次の嫁候補が私だったというわけだ





――――20になってからって事はまだ18か19ってとこね





「ふ〜ん......っていうかさ何で私のベットで寝てたのよ??」





「風香が遅すぎるから待ちくたびれて寝ちまったんだよ」





「それは......謝るわでも何であなたは、こんなおばさんに惚れたのよ??」





――――あれっ??25っておばさんなのかしら?まだ若いほうじゃない?





「それは.....お前は他の女と違ったからだ俺に媚びらず金目当てでも地位目当てでもないからだ」





――――まぁ確かに玉の輿を狙って近づく人も中にはいるわよね





「それに風香の目は俺を恐れていなかったそれが凄く安心したんだよ一緒にいたいと思った」







――――...............






「いつもは血を飲んだ女には必ず俺の記憶を消しておくんだよでも風香には俺の事を忘れてほしくなかった」






政宗の声音と表情はまるで子供のように寂しそうで悲しそうな顔だった






「政宗..........いいわよ此処に住んでも」




「What??」




「だから此処に住んでいいって言ってんのよ」




「Reallyホントか!!??此処に住んでもいいのか!?」




「何回も言ってるじゃない何嫌なの??」




「嫌じゃねぇ!!!大好きだぜ風香I love you」




――――ばっ!!!!




「うわっ!!??」





――――ボフン!!!!





政宗がいきなり飛びついて抱きついてきたので二人一緒に仲良くベットへと沈んでしまった





いまだに抱きついて頬をすりよせてくる政宗を見て思った





――――年下っていうのも結構いいものね、ふふっ






「私も大好きよ政宗I love you」








































―――――ぱちっ





「ここは....自分の家か」





そこにはいつもの見慣れた白い天井が自分の目に映った





「そうか......確か今日はいつにもまして政宗に血を吸われてしまったのね....」




そう考えるとここは自分の寝室でベットに寝かされているというのが分った





―――――バンッ!!!!






―――びくっ!!






物思いにふけっているといきなり物凄い音を立てて扉が開かれ驚いてしまい身体が跳ねてしまった






そこには慌てたような焦っているような表情をした政宗が扉の前に突っ立っていた





「政宗どうしたの??」




「そのっ........Sorry悪ぃ風香」




政宗の顔は親に悪戯をして見つかって叱られたような顔をしていた




「政宗こっち来なさい怒ってないから」




ゆっくりゆっくりとこっちへと近づいてくる
さすがに今回のことで反省しているらしい





――――まぁ確かにいつも血を飲む時間は長いけど今日はその倍長かったからな倒れるのは当たり前か





――――ぎゅうっ




いきなり政宗が抱きついてきて私の首に顔を埋める




「んっ???どうしたの政宗??」




「今回のことで反省したんだよその時飲むのに夢中になってて飲み終わるといきなり風香が倒れて
俺すっげぇ焦ったんだよだから今回のことをふまえて血を飲む量を減らすから」





―――.............





「....政宗私のことをちゃんと考えてくれてるその思いだけで私は嬉しいわ」



埋めていた顔を離し心配そうな目でこちらを覗き込んでいる





「......風香.....だったら今までどうりの量をのんでもいいのか!?」




「それとこれとは話が別よ罰として三日間血を飲む事は禁止よ」




「なっ!!??」




「私だって仕事で疲れてるのに毎日毎日政宗に大量の血を飲まれてこっちだって体力が持たないわ
そんなに若くもないしその分政宗は毎日私の血を吸って満足してるわよね」





「うぐっ;;!!!」





「私にもゆっくり休ませて頂戴別に血を飲まないからって死ぬことはないって言ってたわよね」





「うっ;;!!まぁ......そうだが」





「だったら血は当分お預けね、ふふっ」





「NOOOOOOOOOOOOOOO!!!!」




食事は許可を取ってから







おまけ

(なぁ風香ホントにダメなのか??)

(ダメよ)

(ホントのホントにダメなのか??)

((これをきに少しは反省する事ね、ふふっ))
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