私と僕から君達へ

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自分に好きな事があるなんて羨ましいな…


私なにも好きな事ないし。











「そういえば、ゆりあたんの好きな事ってなんですか?」


「え、私……そんな好きな事ないんだよね…」













苦笑いして答えると鈴たんはにっこり笑って言った。














「それも立派な個性だから大丈夫ですよ、好きな事なんていつでも見つけられますし!!」






……鈴たんっていい子だなぁ…。







うん、悠太には勿体ないね。















「私、将来鈴たんと結婚するわー」


「はい、そうですよ!ってえぇ!?」


「ちょっとゆりあ、何いってるんですか。」


「じょーだんですよー、悠太くんってば冗談通じなーい」










ぷー、っと頬を膨らませながら慌てる鈴たんと呆れた顔する悠太を見ていた。



















6 僕と私のゼリー end
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