ザ☆ドラえもんズ
□シンデレラ的パロ
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むかーしむかし。
とあるお城に、父親と継母とその娘2人と共に暮らす、ひとりの娘がおりました。
その娘の名はシンデレラといいます。
継母や姉たちは、彼女が血の繋がらない家族だからといって、シンデレラのことを毎日こきつかっておりました。
「シンデレラ！オレらが出掛けてる間に床拭いとけよ。適当でいいから」
「あ、シンデレラ。明日舞踏会に来ていく僕たちの服、用意しといてくれる？ごめんね」
継母と姉たちは、キツい口調でそう言い残すと、3人仲良く散歩に出掛けてしまいました。
残された健気なシンデレラは、
「いってらっしゃーい！さてと…あれぇ？ぼく、何しようとしてたんだっけぇ？」
とても記憶力の無い子でした。