†main†(ボカロ・歌い手)

□私は…
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プロローグ
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私は、今日から…ボーカルアンドロイド略してボーカロイドのマスターになります。

そんな私を歓迎してか、会社の方が新しく出来たボーカロイドを送ってくれたそうです。

「早く来ないかな〜」
内心、ドキドキしまくり。その反面…ちょっと心配だったり。

メールによると、3時位に着くらしいけど…【ピーンポーン】…来た!!
「はーい、今行きまーす!」


ガチャ
「お届け物です、ここにサインか判子押してもらって宜しいですか?」

「はっはい!」

------------------------ 川花 百合 様
扱い注意
水濡れ、転落、等は控えて下さい。

判子・サイン【KAWAHANA】------------------------
「はい、出来ました。」

「ありがとうございましたー!!」

「はーい」

遂にボーカロイドがきた。どんな子なんだろうな〜とウキウキしながらも、早足で自分の部屋に向かう。

バタンッ

ガサガサ
パッケージを剥がしていたら、突然…
―d…起動…―
「きゃあっ!!」
何かが、起動した。
驚いて、目を瞑った私の目の前には…
一人の少女が立っていた。「えっ…[お買い上げありがとうございました、マスター。僕の名前は、製造番号0226-yuu-です。]…yuu…ゆう、貴女が私のボーカロイド……なのかしら?」

一瞬、こちらを見てきょとんとし[はい、僕が貴女のボーカロイドです。……これから、宜しくね♪僕のマスター♪]とかわいい笑顔で言った。

「えぇ♪宜しくね、ゆう!」
今日から始まった、ボーカロイドとの生活。

波乱のボーカロイド生活にならないと良いな〜
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