テニスの王子様【長編】

□第8話
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こうやって、水の中に浸かったのは、何年ぶりだろうか…


自分でも驚く程、身体が動かなくて

息ばかりが苦しくなる



「きゃー!」


「いやー!!」



外から、色んな叫び声が響いてくる。


でも、それも、だんだんと聞こえなくなって来て…


外から見える光もだんだんと薄れて来て……



そういえば

こんなこと、昔もあったっけ…?


こんな風に苦しかったはずの息もいつの間にか苦しくなくなって…



あとは…命絶えるのを、待つ、だけ―――
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